今日は金沢にあるO2ギャラリーで開催されている。
阿比留さんの個展に行きました。
富山ガラス造形研究で学んでいた時に、助手でお世話になった方です。
板硝子(フロートガラス)のキルンワークによる加工で右に出るものはいないと私は思っている人です。
富山にいた頃に少しお邪魔して話を聞いたり窯を見せてもらっていたので、何となく制作工程は想像出来ますが形にするのは至難の技です。
板硝子はそのままでは本当に無機質なものなのですが、制作者の意図や加工の工夫で本当に生き生きとして緊張感のあるものに変化します。
とても単純な作業の積み重ねですが最終的に作業が単純なものでなくなる。
何が何だかわからなくなりますが、シンプルでとても奥の深い作品です。
私も殆どわかって無いと思いますが、とりあえず面白い。に尽きます。